レモくんのドキドキ!トイレ大冒険

Drama 3 to 6 years old 1000 to 2000 words Japanese

Story Content

むかしむかし、レモくんという、とっても元気な幼稚園児がいました。
レモくんはいつも笑顔で、お友達と遊ぶのが大好き。
ある日、幼稚園でみんなと遊んでいる時、レモくんはお腹がゴロゴロ… トイレに行きたくなっちゃった。
でも、ブランコが楽しくて、すべり台もしたい! レモくんは「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と、がまんしました。
しばらくして、レモくんのお腹は、さっきよりもっとゴロゴロ… 信号が黄色から赤になりそうな感じです!
「うーん、もう がまん できないかも…」 レモくんはそう思いましたが、今度は積み木で大きな塔を作りたくなりました。
お友達と協力して、どんどん高くしていく積み木… レモくんは、またトイレのことを忘れちゃった。
すると、突然、レモくんのお腹が「ピンチ!」と叫びました。もう限界です!
「あ!だめだ!トイレ!」レモくんは、やっとトイレに行くことにしました。
レモくんは、お尻をキュッと締めながら、トイレまで急いで走りました。
でも、廊下を走っている途中、ちょっとだけ… 「あっ!」
レモくんは、ちょっぴりおしっこを漏らしてしまいました。
「えーん!」レモくんは、悲しくなっちゃった。
やっとトイレに着いたけれど、そこには長い行列が!
レモくんの前には、3人もお友達が並んでいます。
「ああ、もう がまん できない…」 レモくんは、小さくなって順番を待ちました。
一人、また一人とトイレから出てきて、やっとレモくんの番が近づいてきました。
ドキドキ、ドキドキ… レモくんの心臓は、太鼓みたいに大きな音を立てています。
いよいよ、目の前のドアが開いて、レモくんの番になりました!
レモくんはドアノブに手をかけ、ドアを…開けようとした瞬間!
「ジャーー!!!」
レモくんは、目の前で、勢いよく全部漏らしてしまいました!
床には大きな水たまり… レモくんは、ポツンと立って、しょんぼりしてしまいました。
先生が来て、「レモくん、大丈夫?」と優しく声をかけてくれました。
レモくんは、トイレがまんしすぎたことを話しました。
先生は「トイレがまんしちゃだめよ。我慢すると大変なことになっちゃうからね。」と言いました。
レモくんは、ちょっぴり恥ずかしかったけど、先生の言葉に納得しました。
そして、新しいズボンに着替えて、またみんなと元気に遊ぶことができました。
レモくんは、もう二度とトイレがまんしないと心に決めました。
だって、がまんすると、大変なことになっちゃうからね!
それからレモくんは、少しでもトイレに行きたくなったら、すぐに先生に言うようになりました。
幼稚園での生活は、ますます楽しくなりました。おしまい。