Thriller
3 to 6 years old
2000 to 5000 words
Japanese
レモくんは、風を切って空を飛ぶみたいで、とっても楽しかった。
でも、ピョンピョン跳ねていたとき、お腹の奥の方が、なんだかむずむず…。
レモくんは、まだ遊びたかったので、「がまん、がまん!」と心の中で念じました。
でも、ブランコを漕ぐたびに、むずむずはどんどん大きくなっていきます。
レモくんは、ギュッと目を閉じて、一番好きな恐竜の絵本に出てくる、ティラノサウルスのことを考えました。
でも、ティラノサウルスが吠えるたびに、お腹のむずむずも一緒に大きくなっていく気がしました。
ブランコがだんだん止まってきて、レモくんはそろそろ降りないと、と思いました。
足がガクガク震えて、今にも全部漏らしてしまいそう。
動けば、もっとたくさん出てしまいそうな気がして、レモくんは、その場でもじもじしてしまいました。
レモくんは、意を決して、トイレへ向かって走り出しました。
でも、走ると、チョロチョロと少しずつ出てしまいます。
レモくんは、お尻をキュッと締めながら、必死に走りました。
レモくんは、ドアを開けて、トイレに飛び込みました。
と思った瞬間、ちょろちょろと残っていたものが、勢いよくおもらししてしまいました!
レモくんは、ちょっぴり悲しくなりましたが、トイレでスッキリできたので、少しだけ元気が出ました。
先生が、レモくんに新しいズボンとパンツをくれました。
「レモくん、我慢しないで、トイレに行きたくなったら、いつでも言ってね。」
レモくんは、少し恥ずかしかったけど、「はい!」と元気に答えました。
それからレモくんは、トイレに行きたくなったら、がまんせずに、すぐに先生に言うようになりました。
おしっこをがまんすると、大変なことになっちゃうことを学んだレモくん。