Drama
3 to 6 years old
1000 to 2000 words
Japanese
レモくんは幼稚園で一番元気な男の子。今日はみんなで運動会の練習をする日です。
「よーし!みんな、準備体操だよ!」先生の声が響きます。レモくんは大きく手を回したり、ジャンプしたり、とっても張り切っています。
練習が終わって、みんなでお弁当の時間になりました。レモくんは大好きなおにぎりをパクパク食べました。
「あー、おいしかった!」レモくんはお腹がいっぱいになりました。すると、なんだかお腹がムズムズしてきました。
(あれ?なんだかトイレに行きたいかも…でも、もうすぐお遊戯の時間だし、がまんしちゃおうかな…)
レモくんはそう思って、がまんすることにしました。お遊戯が始まるのをワクワクしながら待っていました。
音楽が始まりました。レモくんは音楽に合わせて、うさぎさんのようにピョンピョン跳ねたり、お花のようにお手手をヒラヒラさせたりしました。
(うーん…やっぱりトイレに行きたい!でも、みんなと踊るのが楽しいから、もう少しだけがまん!)
レモくんは一生懸命踊りました。でも、だんだんお腹のムズムズが大きくなってきました。
(あー!もうダメかも!トイレ、トイレ!でも、踊り終わるまで…あとちょっとだけがまん!)
その時、レモくんのお腹の中で何かがポチャンと落ちたような気がしました。
「あっ!」レモくんはおズボンが少し濡れてしまったことに気づきました。「ちょっとだけ、もれちゃった…」
レモくんは顔を真っ赤にして、先生に「先生、トイレ!」と言いました。
先生は「あらあら、レモくん、大変!急いでトイレに行きましょう」と言って、レモくんを連れてトイレに向かいました。
幼稚園のトイレは、ちょっと古い和式トイレでした。レモくんは和式トイレを使ったことがありません。
(えーと、どうやって座るんだっけ?こうかな?ああかな?)レモくんは戸惑ってしまいました。
そうこうしているうちに、またもお腹の中で何かがポチャンと落ちました。「あっ!またもれちゃった!」
レモくんはとうとうおズボンを全部濡らしてしまいました。しょんぼりした顔でトイレから出てきました。
先生は優しく「レモくん、大丈夫よ。トイレに行きたくなったら、いつでも我慢しないで言ってね」と言いました。
レモくんは「うん、わかった!もうがまんしない!」と答えました。そして、先生と一緒に着替えに行きました。
新しいおズボンに着替えて、レモくんはまた元気に遊び始めました。
(これからは、トイレに行きたくなったら、すぐに先生に言うぞ!がまんするのは良くないんだね!)
レモくんはそう心に誓いました。そして、またみんなと仲良く遊ぶのでした。
その日の帰り道、レモくんはお母さんに幼稚園であったことを話しました。
お母さんは「レモくん、トイレはがまんしちゃダメよ。行きたくなったらすぐに行きなさいね」と言いました。
レモくんは「うん!もうがまんしない!」と答えました。そして、次の日からは、トイレに行きたくなったら、すぐに先生に言うようになりました。
レモくんは、トイレをがまんすると大変なことになることを学びました。そして、ますます元気で賢い男の子になったのでした。